お風呂の工事をした場合の補助金額を試算してみた(こどもみらい住宅支援事業):弘前市のリフォーム・建匠おだぎり

こどもみらい住宅支援事業でリフォームするなら、弘前市のリフォーム、建匠おだぎり
こどもみらい住宅支援事業リーフレットより抜粋

建匠おだぎりの小田桐正嗣です。

2022年(令和4年)に住宅のリフォームをご検討のお客様には、ぜひこの補助金事業を活用いただきたいと思います。

こどもみらい住宅支援事業についてはこちら

リフォーム工事で満足度の高い工事に『システムバスへの交換』工事がよく挙げられます。

工事をすることで、あったかいお風呂に生まれ変わります。

ところで、この補助金事業、補助額合計が50,000円となった場合から適用になります。

システムバスへの交換を行った場合、どれほどの補助額になるか、試算したいと思います。

システムバスへの交換を行った場合の補助額の例

タカラシステムバス

必須の工事

エコ住宅設備の設置高断熱浴槽¥24,000/戸
節湯水栓¥5,000/台
開口部の断熱改修外窓交換or内窓設置¥14,000/箇所
補助額合計¥43,000

工事の内容に、『必須の工事』というものがあります。

お風呂の工事をする場合、窓の断熱性能も上げる場合がほとんどですので、『開口部の断熱改修』も対象工事としてみました。

天井・壁・床の断熱改修は部分断熱というカテゴリがありますが、使用面積に満たない場合もあるため、今回は算入していません。

この時点では、必須工事の補助額合計が43,000円。事業要件である、最低50,000円には届いていません。

ですが、お風呂の工事をすると、システムバス規格や仕様などから、オプションの工事を結果的に行うことになります。見てみましょう。

オプションの工事

バリアフリー改修手すりの設置¥5,000/戸
段差解消¥6,000/戸
廊下幅等の拡張¥28,000/戸
補助額計合計¥39,000

浴室暖房乾燥機を設置する場合、『子育て対応改修(家事負担軽減に資する住宅設備)』の浴室乾燥機¥20,000も該当します。

『段差解消』

システムバスを導入すると、脱衣場の床高とお風呂の床高をフラットにするため、適用となります。特殊な場所やマンションなどでも、対応のシステムバス(床下が浅い)でバリアフリー要件がクリアになる場合があります。

『廊下幅等の拡張』

出入口のドア(開き戸・引戸など)はメーカー側でなるべく開口部を拡くするような設計をしています。

そのため、対象となるのです。事務局のサイトには但し書きが書かれていますので、確認も必要です。

工事後の通路等(当該工事が行われたものに限る。)の幅が、おおむね 750mm 以上(浴室の出入口にあってはおおむね 600mm 以上)であるものをいい、通路等の幅の拡張を伴わない単なるドアの取り替えは含まない。

https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/reform/point6.html

必須の工事とオプションの工事の補助額合計は、『必須43,000円』+『オプション39,000円』=『合計82,000円』

無事、事業要件をクリアできることになりました。

水まわりの工事は設備価格や工事費がかかりますので、お風呂の工事で82,000円の補助金はとても大きいと思います。

もし、お風呂の工事をご計画でしたら、建匠おだぎりまで、お気軽にご相談くださいませ!